投稿者「中塚 聡」のアーカイブ

それでもライフはゴーズしてオンして

最近、人に勧められて、簡単にシイタケが栽培できるキットみたいなものを買ってみた。
僕の部屋の隅で、シイタケくんが早速ニョキニョキと成長しだしていてほほえましい。
収穫したらとりあえずは、バターと醤油で炒めてやろうかなと思案。
キノコは一回収穫しても、また何回か生えてくるそうだ。
食べては生えて、生えては食べ食べては生え―、繰り返すこのポリリズム。
本当の意味で「食べものを作る」というところからは程遠いとは思うのだけれど、それでも、その喜びを感じられる入り口としては、役割を果たしている気がする。

シイタケくんが(たぶん)がんばって、一生懸命に生えてくるところも健気でいい。
こちらは最低限の労力しか費やしていないのに、彼はあふれんばかりの生命力を発揮して期待に応えてくれる。
秋は収穫の季節。きっと僕の収穫心を目いっぱいに満たしてくれるんじゃなかろうか。
シイタケと僕、お互いの気持ちに呼応し合う、友情にも似た関係性(という名の思い込み)!
僕は今、ぽっかりと空いた心のスキマに、せっせとシイタケを詰めている!
例えその穴が広がっても大丈夫! シイタケは、また生えてくる。
僕の目からは思わず、熱くてキラキラした液体がこぼれ落ちる。涙は最高の調味料。
シイタケくん、おいしくいただくよ!


そんなこんなで、来週末、10月20日は共同企画です。


東京スーパースターズと、T.V.not january と、僕らハローホークで催す、
” バット ライフ ゴーズ オン ” 。

自分たちがまだ活動始めたての3、4年くらい前に出会って、リスペクトとシンパシーとほのかなライバル心を抱きつつ仲良くなったわれわれ。
色々やっていく中で、偶然にも重なった、ハローホーク/東京SSのスプリットCD、TVの1stアルバムリリースタイミングで、勢いに身を任せて共同企画を催したのが、今から2年半前。
そこから活動を止めていた東京SS。
対バンの機会も多かったし、ライヴもよく見に行きあっていて、付き合いが深くなりつつある頃だったので、活動休止は、単純にとても寂しかった記憶がある。

そしてこの度、メンバー変わりつつ(カワマタ → ミッチー)再始動となり、いま再び催す共同企画、が今回の企画です。

東京SSウェルカムバック的な意味合いもありつつ、でも今の僕らを見せる場であり、また、まだまだやっていくぜという気持ちを込めた場でもある、のではないか。

何はともあれ楽しみに来てもらえたらばと思います。
ゲストは、malegoat と、ザ・なつやすみバンドの3人編成Ver.こと、ふゆやすみこじん!
もちろん好きであるから呼んでいるということは当然であるとして、5バンド並べたときに、ゆるや~かに繋がっているような感じ、というところ、と、あとなんとなくの同世代感。これがキーとなってのこのメンツ。一堂に見れるのが楽しみすぎる。

バンドをやっていようがやっていまいが、アップもダウンもあるのが人生で。
だからこその、バットライフゴーズオンという言葉。

されど、人生は続いていく。
ポジティブな言葉と捉えれば、とても前向きで力強いし、
ネガティブに受けとれば、これ以上ないくらい残酷な言葉だ。

どんなことがあっても人生は続いていく。
寄せては返す、波のように。食べてはまた生えてくる、シイタケのように。

心のスキマに、そっとシイタケを詰める、そんな夜になればいいなと、思っている。

予約を待っていますよ!


去年の僕らのレコ発ライヴの映像が、youtubeにアップされています!
撮影は、ツッチー! 1年くらい経っちゃったけれども、自分らで言うのも何ですが、いい具合です。

Hello Hawk / 天井と床


お待ちしています!

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そう、だから今日も、淡い想いが口中を満たすんだコノヤロー

季節はすっかり秋だけれど、僕はまだ歯医者に通っている。
最近は月に一回程度。

こないだ行ったら、医者から、
「奥歯が当たることで、舌の側面が傷ついているから、当たらないよう気をつけてね」と言われた。
医者が言うには、舌が傷ついてるのをそのままにしておくと、
色々と厄介なことになって、最もひどいとガンになってしまうとかとか。
当たらないよう、いずれ歯の処置もするけど、まずは自分で当たらないようにしてみてとのこと。
なるほど気をつけねば、と思ってみたものの、そうなってから、
今まで気にもしていなかった「舌の置き所」が気になりだしてしまった。
普段生活してて、口の中で舌をどうしてるかなんて、意識しない。
しかし一度気にしてしまうと、あれ? 舌って口の中でどう収納してたんだっけ?
わかんなくなってしまった。
奥歯に当たらないようにと考えれば考えるほど、置き所がよくわからない。
自然な置き場所ってどこだ?
ん? ん? と思いながら、口の中で舌を転がす。
よけいに歯に当たってるような気がする。ん?

それはまるで淡い恋愛みたい。
「○○ちゃんが、中塚くんのこと、気にしてたよ」
そんな友人のいたずらなひとことから、世界の見え方が急に変わる。
今まで気にならなかったあの人を意識して、ドキドキする。
今まで自然に話せていたのに、どうやって話していたかわからなくなる。
そのうち、寝ても覚めても、ご飯食べてるときも、ずっと頭から離れない。
「気になられて気になっちゃった」パターン。
平静を装いながら、話しかけて、ちょっとギクシャクしちゃったり。
意識しだしてから、目が合う回数が増えた気がしてきたり。
あ~いいな~ テンプレートのような淡さと甘酸っぱさ。

僕個人でいうと、これはだいたい勘違いのパターンが大半なものだ。
すげー目が合う! って思ってても、こっちが見すぎてたっていうオチだったり。

でも今は、勘違いなんかじゃないって確信してる。


あいつ(奥歯)、俺(舌に)のこと絶対好き(当たってる)だぜ。

実際、奥歯が舌に当たってちょっと痛いのも、まるで想いが実らなくて胸が痛む恋愛みたい☆
傷つけるとかなんとか言ってる辺りも、ちょっと恋愛っぽいし☆
などと言っている間にも、奥歯が当たりかけているので、
僕は今日も舌の置きどころという、見えないゴールを求めて彷徨い続けるのだ…。

無意識下の物事、もしくは見ていなかった物事に、ふいにスポットライトが当たったとき、
ついつい冷静さを失ってしまう。いざというときでも落ち着き払って対処する余裕が欲しい。
達観は、数百万光年の彼方。


ちなみに僕は、歯医者での襲撃シーンがエグいという評判から、
北野武監督「アウトレイジ」を、いまだ見れないでいる。
だって歯医者が怖くなったら嫌じゃないか! コノヤロー!


でも「ビヨンド」も見たいので、意を決してそろそろ見ようかとも、思ってます。

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サマーエンヅを存分に感じてくれブラザー

小学生の頃って、夏休みは永遠の長さに感じられたもので、いくら大学生が2か月も夏休みがあったって、小学生のころのサマーネバーエンズ感はとてつもない。

しかし、8月が終われば、夏は終わる。

ビーチからは、まぶしい水着のガールズやギラギラしたボーイズたちは消えて、沸きに沸いた海の家も閉まっていく。ああ終わる。
ドラえもんでいうと、のび太くんが夏休みの宿題を一発で終わらせる道具をねだるころで、ドラマのビーチボーイズでいうと、マイク真木が波に飲まれて溺れるころ。 それが今。
ああ終わりを感じざるを得ない。

夏の終わりの切なさを噛みしめるのが好き、みたいなことを前に書いたけれど、大体まさに今そんな感じで。ただ、特に例年ほど切ない感じもしない。まあでも悪くない。
そして見事に陽に焼けてない夏休みを過ごした私。

さて、みなさんはどんな夏を過ごしたのでしょうか? と、唐突に聞いてみる。


こないだ平日の昼間に地下鉄に乗ってたら、たぶん中国から来たと思われる旅行中の家族連れがいて、思わず自分の思春期の頃を思い出した。
両親と2人兄弟という我が家と同じ家族構成で、兄弟ともに高校生くらいの印象なのだけど、とにかく2人ともそろって仏頂面で黙ってるし、いかにもツマラなそうにしてるのだ。
お兄ちゃんなんて一心不乱にスマホいじってるし。

ああーわかる、わかるわー。兄弟、お前らの気持ちはわかるよー。
自分の記憶がフラッシュバックする。
思春期差しかかってからの家族旅行って、どうにもこっ恥ずかしい気持ちが出てきちゃうから、
ついついツンツンしてしまいがちな気がする。
原因はきっと、親と出かけることへの恥ずかしさから来る、無駄な自意識。

思春期オーバー・ザ・ワールド! 思春期は今、国境を越えて。
我が家でも兄弟そろってそうだった。旅行一つとってみても、やれ遠すぎるとか、逆に近すぎるとか行き先にケチつけてみたり、行ったら行ったで、手際の悪さとか段取りの間違いを指摘したりと、まあ理由もなく何か色々言った気がする。
でも本当は、旅行を楽しみにしてるし、素直に楽しみたいのだ! ツンデレか!
修学旅行でヤンキーがつまらなそ~うにしてるくせに、奈良でシカ見た瞬間とか、ふとしたタイミングでテンション上がって年相応にハシャぐ、あの感じ。あれを学校でやらずに家庭で実施するのが、非ヤンキー系のリアル反抗期スタイル! めんどくさいな。ちょっとかわいいけど。

少年たちよ、人生の先輩としてひとつ言わせてくれ。
世間は、お前たちが思うほど、お前たちのことを気にしてはいないんだ。もっと素直に楽しんでいいんだぞ! そんな自意識に絡め取られて旅行を満喫できていないとしたなら、もったいない! あと、親御さんが困る! そして夏は終わる、夏は終わるんだ! ジャパンを適度に楽しんでいけよ! 

と、なぜか飯田橋で降りて行った彼らの背中に、心の中でエールを送ったという話。

大人になると、それなりに夏のけだるさや切なさを、舌で転がして嗜んでみたりもするものですが、少年少女の夏は突っ走ってってほしいと思う次第で。

だからあのあと兄弟たちが楽しんで帰ってたらいいな、と思う。


そして夏の終わりに富山から届いた北陸のマイメンDKXO氏のMIXがとても良かった。
このサウンドクラウドで聴けます。
夏の終わりにジャストフィット。畳に寝転がって網戸越しの風感じつつ聴きたい。

そして今日からセプテンバー。

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