カラオケを歌う君の横顔を眺めていたい

はてさて。気がつけば4月!年度も変わりました。

そんな年度変わりの季節に僕が気になるのは、カラオケについてです。
みなさん、カラオケに行くことってけっこうあるんですかね? って誰に話しかけてるかよくわからないですが。

カラオケって行きたくない人は本当に行きたくないってことで、人によってはなかなか行かないもんなんだと思うんですよ。(カラオケに伴う自意識については、故・ナンシー関 & リリーフランキーの対談本、「小さなスナック」で、ナンシーさんが語ってた話が面白いです)

僕は、別に歌うまくはないですが(マジで)、みなとまちメンバーを中心に、大学の友人たちとたまに行くことがあります。
まあ、友だちと行くカラオケについては良いのです。ここで気になるのは、主に職場や仕事の付き合いで行くときのカラオケについて。「気使う相手とのカラオケで、何歌ったらいいか」問題、です。
僕もたまーにあります。接待とかじゃなく、忘年会とか送別会のあとに、二次会的に行くやつです。

果たしてそんな場で、気を使う必要があるのか、昨今の日本社会は、空気を読むことに重きを置きすぎて閉塞的になり、「言いたいことも言えないこんな世の中」というポイズンに、まさに毒されているんだぞ!と嘆く方もいるかもしれません。
確かにカラオケなんて別にそんな深く悩まずにスパーンと曲選んでしまえばいいかもしれないんですが、とはいえ、「付き合い」の要素が強くなったときのカラオケでは、多くの人は空気を読むことをついつい重要視しがちなハズです。

「若手らしく盛り上げつつ、なおかつ上司がある程度知ってそうな曲」や、「私のキャラから外れない、無難にこの場をやり過ごす曲」とか、人は、夢のような1曲を追い求めて今宵もデンモクを操る、それが現実なんではないでしょうか。

つらつらと書いてますが、正直、僕の勤めてるところは、言ってもそこまで気を使わなきゃいけないこともなくて、割と適当です。楽と言えば楽です。

気になるのは、そういったときに実際みんな(身の回りの20代サラリーマンを想定)が一体どんなものを歌っているのか、特に、自分の番が初めて回ってきたときの1曲目、に興味があります。
世代も趣味もバラバラで、明らかな目上の人もいるカラオケで、出した自分なりの1曲が何だったのか、そこにつきます。

その1曲を見ることで、コミュニティをどう捉えているか、また、その1曲についても捉えてることがわかるんじゃないか、そう思っています。
例えば選曲において「無難」を狙うとすると、まずその人は、コミュニティの中では自分は「無難」担当を受け持っているという認識が多かれ少なかれあるわけです(少なくとも「切り込み隊長」ではない)。そして、その人が選んだ1曲は、この場においてきっと「無難」として機能する!と思って選んでいる。
それが、嵐であれ、オザケンであれ、これならこの人たちには平均的に受け止めてもらえる、という認識(もしくは期待)を持っているわけです。

気を使った際に選んだその回答こそ、単なる音楽的趣味では計れない、人との距離の取り方、音楽への認識、はたまたその人の人生観とか、積み重ねてきた歴史とかが詰まってる(重くとらえすぎ)んじゃないかと思っていて、非常に興味深いのです。
その1曲は、実際にうまく歌えようが歌えなかろうが、場がウケようがシラけようが、きっと輝いているハズ…。

空気を読むことの是非ではなく、読むことから結果として浮き彫りになるものがあり、それこそが面白いポイントなんじゃないかと、言いたいです。

庶務課の地味目な磯崎さんが恥らいながらも意を決して歌う「白いカイト」も、営業のムードメーカー的女子の田口さんが得意げに歌う「フライングゲット」も、等しくキラメキを放ち、等しく価値を持っているのです!!(← 実在しない人物をあげての妄想)

ちなみに僕が先日職場の人たちと行ったときに最初に選んだのは、ユニコーンの「素晴らしき日々」でした…。

めんどくさい分析ですが、あながち間違ってないような気もします。気の進まないカラオケに行くことがあった際には、これでみんなの選曲を眺めると、ちょっと楽しめるようになりますきっと。

では最後に、ハローホークメンバーがカラオケで割と歌う曲を挙げて、終わりたいと思います。ちなみにメンバーとは2回くらいしか行ったことないんですが。


岡田
やさしさに包まれたなら/荒井由実

中塚
どぉなっちゃってんだよ/岡村靖之

伊藤
ストレンジャー/ビリー・ジョエル



僕は、僕が聞きたいPerfumeやチャットモンチー、また木村カエラなどをサラッと歌う女子とカラオケに行ったことが無いので、そんな女子とカラオケに行ってみたいです。あと西野カナとかも聞きたい。
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笹塚ごはん事情

唐突に、僕らの練習の日の話でも。

ハローホークは日ごろ、笹塚のスタジオで練習に入っています。

だいたい土曜に、朝の10時か11時から始めて4時間練習!というのが相場です。
この時間帯だと、練習のあとでもけっこう時間が使えて都合が良いのです。

ここで練習しだしてから、かれこれ4、5年くらいにはなり、そろそろ笹塚系とか呼ばれても差し支えないくらいな僕らなのに、いまだここ笹塚で悩まされる、大きな問題があります。
それが「練習後ごはんどこで食べようか問題」!

何が問題かというと、お店は程よくあるのだけれど、意外と気軽にごはん食べ行くお店が無い!
それこそ笹塚来て最初の頃は、果敢に歩き回ってお店を探していたのだけれど、僕らのリサーチ力では、いまいちしっくりくるところがありませんでした(某ラーメン屋で食べたら、歯ぐきで切れるくらい麺がフニャフニャだった!怒!)。

あと基本的に、練習の後は重い楽器を背負っているのであまり移動したくない問題!もあります。
極端な話、楽器持ってると、通常100ある行動力が、12くらいになるんですよ。
なので、駅とスタジオの往復以外で横道にそれたりするのが面倒くさくてくさくって。
わざわざルートから逸れて発掘しに行って、失敗したら大損じゃん!という、団塊世代が聞いたら嘆かれそうな現代っ子特有の弱気マインドをついつい発動させては、開拓精神のカケラもない負のスパイラルに陥ってるわけです。

しかも、スタジオすぐ横のインドカレー屋「バラト」が、おいしいし居心地もいいしハマケンを浅黒くしたような店員さんの愛想もいいしなので、よけいに開拓しなくてもいいかってな気にさせるのです。

※(ちなみに以前、開拓精神にあふれるみなとまち中里による「笹塚おしゃれカフェ、死の行軍事件」という惨事があったという事を記しておきます)

そんなこんなで、リスクを冒すもんかというガッチガチ保守本流ごはんを貫き通し、食べログで笹塚を検索することすら放棄するエヴリウィークエンドを過ごしている僕ら陽気なハローホークですが、せっかくこの地で練習しはじめて早幾年。もうバンドも5年目。なおかつ社会人だしアラサーだし、笹塚は俺に任せろ的なアニキ感演出してってもいいだろっていうことで、ドヤ顔しながら人にうまい店を教えてみたい!とかは少しくらい思うのです。

と言ってたら、WEB本の雑誌、にこんなページが!
「笹塚くうねる日誌」


本の雑誌は、椎名誠さんとかが中心になって作った雑誌。
僕はこう見えて、中2以来、生粋の椎名誠っこなのです。
すっかり忘れてましたけど、本社笹塚だったんですよねー。
そのホームページ内で、編集部の宮里さんという方が日々のランチをアップするページがこれ。
地元の銘店も紹介しながら、松屋とかcoco壱も織り交ぜてるところが、リアルなランチ日誌として信用できます。

これ見ると、掲載のお店は重複しているけれど、けっこう知らなかった店があって、しかもうまそうで、新鮮!色々あるんだな~。純粋に参考になります。特に、駅とは逆方向だけれど、中華の鍋屋が気になる。これは楽器の重さに耐えつつ、やる気を36くらいにしても行ってみたいなと思わせます。

ただひとつ問題が。
僕らがだいたい練習を終えてシャバ(a.k.a.外)に出てくる時間には、ここに掲載してるお店が閉まっているという、根本的にして最大の問題…。掲載の店は、14時半ラストオーダーで、夜営業は17時から、とかいうところが多く…。これは、重大な選択を迫られているのではないか!

土曜の昼間を練習に当て続けてきたハローホークは、今重大な局面に立たされた。
笹塚ランチ界からの挑戦状を突きつけられ、我々はただ立ち尽くすのみ…。

短く書こうとして、また長くなってしまった。
さ、寝よう。
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MOD LUNGありがとうと伝えたくて伝えたくてふるえる

今回も長めに書きました。

MOD LUNGが解散ということで、非常に寂しい想いをしております。
しかしまずは、お疲れ様でしたと言いたいです。
寂しさはもちろんあるのですが、矢田さん、安原さんは、解散と同時に、THREE MINUITE MOVIE足達さんと新バンドを始動させるということなので、そちらに期待したいです。大地もTIN SOLDIERSはやっていく、んだよね?当然のように楽しみにしてます。

ドラムの岡田もツイッターで触れてましたが、僕らはMOD LUNGというとやはり思い入れがあります。
まず、僕らが矢田さんや、元ベースのコウタさんの大学の後輩ということ(僕だけサークルは違うけど)はあるんですが、何より刺さったのは、矢田さんがMOD LUNGを始めたタイミングが、僕が大学2年生くらい、USインディーやエモ、ポストロックなんかに興味を持ちだしたころだったということです。

THIS WORLD IS MINE、LINEなどをやって来た、あの”エモプリンス”矢田さんが新バンドを!と言って、サークル周りでザワザワ盛り上がっていたのですが、僕はその2バンドをほとんど知らなかったので、何だかあまりよくわかってないまま、周囲の盛り上がりに「何となく面白そうだ!」と便乗してみたのがきっかけで、結局音源聞いて、ライヴ見て、そこにずっぽりハマって興奮したのでした。

メロディックやエモを通過してきたあとに鳴らされた、暖かみを増したインディーロック的なサウンド!USインディーへの憧れが特に強かった(PEAK WEEKとか行って、マジで最高だった)当時の僕にはド直球に来たのです。1st EPの「rockin’g mammal times」は、自己評価が低いということなんですが、僕はかなりの影響を受けています。

MOD LUNGの影響はとても大きくて、大学卒業して岡田とスタジオ入るようになり、いざ音を鳴らしてみると、それが音にモロに出てました。ちょうど卒業したくらいのタイミングで、1stアルバムが出たということもあったし。その後1年くらい経って伊藤ちゃんがハローホークに加入してからも、けっこう試行錯誤があって、結局納得いく曲ができるまでに、トータルで2年くらいを要したのです。
結成当初は冗談交じりで、「身内の企画でMOD LUNGと対バンして、POWER ELEPHANTからリリースが目標だな~」というのもよく言っていました。

MOD LUNGから、というか矢田さんから、影響を受けたのは、音楽的な部分もさることながら、バンドを続ける姿勢、みたいなこともあったように思います。
社会人やりつつ、バンドもやっていく。今考えれば、周りでは割と当たり前なんですが、大学当時はインディー的な状況に今よりも詳しくなかったので、そういう姿勢がとても新鮮に見えたのです。
平日はバリバリと仕事して、土日でライヴ・スタジオ、音源も作って、国内で築いたローカルなつながりがあって、呼ばれてツアーも回る。しかも矢田さんが一味違うと思ったのは、「仕事の借りは仕事でしか返せない!」という発言に見られるように、社会人としての覚悟、にとても自覚的だった点。
色々なやり方があっていいと思うんですが、こういうことをはっきり言う、というのはかっこいいな、と思いました。

僕らとしてはもちろん、POWERELEPHANT!から念願の1stアルバムをリリースしてもらって、感謝も大きいです。bedやdOPPO、toddleやWE ARE!、herpianoなど、大好きなバンドとつながりが持てたのも、矢田さんがハブになったところも大いにあったと思います。
と、散々持ち上げてきましたが、レーベル社長と所属バンドとして、矢田さんとだいぶ近くなってしまった僕らからすると、上に書いたようなことは、ウソではないし、実感ではあるんですが、”エモプリンス”及び社会人の先輩としての尊敬もありつつ、今では正直、”三谷幸喜似おじさん”としての、ゆるい振る舞いの印象も強いというのも事実です。
さっき挙げたバンドのメンバーからも、しょっちゅういじられたりしているし、僕らもレコーディング中に面白エピソードを間近でいただくこともできました。

僕が言うのはすごい偉そうだし、おこがましい、という点には目をつぶってもらいたいと思いつつ書きますが、MOD LUNGも、歳を経て変わっていく音楽的嗜好や、生活の様々を、生きざま的に音で表現していくところが魅力のひとつであったわけで、”プリンス”として伝説みたいにならずに、みんなから愛あるツッコミをもらう矢田さん、というのも、また魅力的な歳の重ね方だなと思うのです。

なので、解散に伴う寂しさも感じつつ、次はどんな音を鳴らしてくれるのか、楽しみであるし、必ず対バンしたいな、と思います。僕らも続けていきます。

まだ書き足りない点もあるような気がしますが、とりあえずこんなとこで。
影響を多々受けたぞ!という点を感じてくれたら幸いです。

聞いたことない人は是非聞いてみましょう!まだ音源は入手できるはず。

前も書いたかもしれないけど、僕はex.MOD LUNGのコウタさん(現groaning groove)のベースラインは、1,2を争って好きだし、影響受けまくりだぞ、という点も付け加えておいて、さようなら!
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