正式には、連続テレビ小説っていうんだよね。

こんばんは、中塚です。

最近は、毎朝NHKの朝ドラ「カーネーション」を見ています。
これが、朝から泣かせる素晴らしい出来!
毎日たった15分間でこれだけドラマチックに見せるって、どんだけの手腕なんだと恐ろしいです。
そもそも朝ドラ見始めたきっかけは、見終わってから家出ると出勤にちょうどいいっていうのもあるんですが、前にやってた「おひさま」を、満島ひかり見たさで見だしたら、いつの間にやら習慣化していったのです。
おひさまは、初めは良かったんですが、どうも話が割と全体的にノペーッと平たい印象で、あまりグッとこなかったのです。特に後半。(あの火傷のエピソード何だったんだ!)
おひさまは戦前から始まる話だったのですが、ところどころで現代に話が戻るっていうのも、何だかまどろっこしくて、あまり好きではなかったです。
でも、ピエール瀧扮する同僚の先生が、戦争に行くシーンは泣けました。


カーネーションは、世界的デザイナーコシノ三姉妹を育てたお母さんの話を元にしていて、その主人公である糸子を、尾野真千子さんという女優さんが演じています。
尾野さんは、同じくNHKのこのドラマ出てましたね、って思ったら映画化されるんですね。


ちなみに僕これ、深夜の再放送で見てて、けっこう骨太で面白かったんですが、完全に渡部篤郎の独断場で、渡部篤郎のPVみたいでした。


僕は朝ドラについて、今まであまり見てこなかったので、詳しくはわからないのですけども、「カーネーション」については、朝ドラってこんなに暗かったり突っ込んだ表現すんのか!っていう印象がすごく強いです。
特に、戦時中、人がどんどん追い詰められて疲弊してく様子が、けっこう辛くなるぐらいの暗さで描写されてます。あんなに仲良かった幼なじみが精神を病んだまま戦死したり、そのお母ちゃんも精神を病んで絶縁したり…。戦後は戦後で、親友がパンパンになってたり、最近は最近で、許されざる不倫に突き進んだりしてます。

別に過激路線が売りとか言うことではなく、人が、自分のやりたいことを貫き通すということの業の深さとか、人の、多面的で、一筋縄ではいかないがゆえにめんどくさくもあり、愛おしくもあるとことか、とにかくガツッとキャラクターを深く描いてるのです。

あえて暗い部分出しましたが、糸子が、自分のやりたいことに向かって突っ走る姿は清々しいし、特に、想いをこめて服を作るシーンは、セリフがなくとも気持ちが伝わるものがあってとても好きです。最近あんまないけど。コミカルなシーンももちろんありますし。

脚本が、「ジョゼと虎と魚たち」や「その街のこども」などの脚本を手掛けた渡辺あやということで、これはやっぱり間違いないんだなと思った次第です。





もうだいぶ後半戦ではありますが、今からでも遅くは無い、「カーネーション」ぜひ見てください。何なら僕が直接前半部分を図解つきで解説します。この話を人としたいんです。

朝ドラって、もちろん時間的に見れない人もいるだろうし、何となく清く正しい、いかにもNHKらしい印象とかあって、抵抗ある人もいるかもしれない(俺もややその気がありました)んですが、(「おしん」とかそれこそ暗かったかもしれませんが)15分でこれだけ毎回素晴らしい人間ドラマ見られるなんて、かなり見直しました。
その、いわゆる「朝ドラ」的な感じを抽出すると、こうなります。このアロハのネタ最高です。

アロハ -コント「朝ドラ風女子」
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ここに、奇しくもおひさまのヒロイン、井上真央が出ているのが、ちょっと示唆的ですね。ちなみにおひさまのヒロイン陽子のキメゼリフは「太陽の、陽子です!」でした。

はい!あのですね、こんだけ書いといてあれですが、2/12に新宿MOTIONでライヴです!フラットライナーズ先輩のアルバムレコ発ということで、room202先輩と、toddle先輩も一緒です!実はコレをやってから、しばらく都内のライヴないので、ぜひのお越しを。また近くなったらちゃんと告知しよ。
ではでは。

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