欲しいもの、それはさわやかな目覚め!

昨日、久しぶりに、やってしまった。
そう、それは寝坊。NEBOU!

パッと起きたら、いつも起きる時間を2時間も過ぎている!
それはすでに会社にいなければいけない時間。

飛び起きるやいなや「アッいっけねー!」と自分の頭をゲンコツで軽くたたく(と同時に舌をペロッ)。慌ててYシャツを着ようとするけれど、焦っているのでボタンをはめるのに手間取ってしまう。なんとか着替えて、「味噌汁くらい飲んでいきなさい!」という宮崎美子似の母の声を背に、食パンを口にくわえながら顔も洗わずに家を出る。髪は寝ぐせでボサボサだ。食パンをモグモグと半分くらいまで食べながらも、全速力で走る。あともう少しで駅だ! そう思いながら減速もせずに角を曲がった瞬間、
「アーッ!!」
角の反対から走ってきた能年玲奈似の女子高生と思いっきりぶつかった!
ドテーッ!!
「イッテテー」

などと、いうようなことも一切なく、フツーに家を出て、急いで駅に向かって電車乗った。だいたい僕は一人暮らし。会社行ったら、社内は「まあそんなこともたまにゃーあるよな、ハハハ~」ってな感じの反応だった。拍子抜け。急な案件が無いタイミングで良かったと胸をなでおろす。

ガツッと寝坊したのはけっこう久しぶりで、寝た時間とか目覚ましとか、まったくいつも通りで、それでいて起きられなかったのが不思議でならない。目覚ましなんてそれこそ何回も鳴らしてるのに。しかも、そのうちのひとつ(ケータイに入れている目覚ましのアプリ)は、アラームが鳴りだすと、簡単な計算(7+8とか9-4とか)を3つ解くまでは止められず、なおかつ音量がどんどん大きくなっていくというもので、いつもだいたいこれをやってるうちに起きる。

以前、いつもより早い時間に家を出て電車に乗った際に、これが鳴りだしたことがあって、しかもアラームの音をこともあろうにニワトリの鳴き声に設定してあったので、車内中にコケーコケーという声が大音量で鳴り響いて恥ずかしい思いをした。そのときは焦ってワタワタししてまい、電源を切って事なきを得た(焦った要因のひとつとして、通学のラッシュに乗り合わせて女子高生が多くて緊張したというのもあった)。

とにかく、昨日もその目覚ましを寝ぼけ眼で、ポチポチボタンをプッシュなう(©Perfume)して計算を解いた記憶もあったのだけれど、眠りを完全に覚ますには至らなかった。


気のユルみ、ふとしたあやまち、神の見えざる手…。アラームがアホほど鳴り響くなか、起きられないこと関して、我々はどのような明確な理由を求めたらよいのだろう。
大体いつも、遅刻するほどの寝坊はしないまでも、目覚ましが鳴って一発で起きるようなことはまずない。鳴って鳴って鳴りちらしたあとに、何とか起きているのが現状なのだ。

ああ、目覚ましの進化を求めたい。何が最も心地よく、かつスンナリ起きられるのだろう。ギャンギャンとした音にさいなまれながら、低いテンションで目を覚ますのはもう嫌だ!

そう、前書いたみたいに、剛力彩芽本人もしくは剛力彩芽似の美少女に、鼻をツンツンやられるという寝起きを得られたなら、それはもうスムース極まりない目覚めであろうとは思う。そういうアプリはまだか。でもアプリじゃ味気ない。そうするとそれはもう目覚ましとかどうのじゃなくて、そういう人とそういう生活を送らないといけないからもはや同棲とか何とかの話になってくるわけで、がんばれよ俺っていう、ところにしか帰結を見いだせない。むーっ。

まあ結局、この問いに対する正解は、つべこべ言わずに早く寝ろということしかないのか。
がんばれ俺!

Waking Up Is Hard To Do – Bloodthirsty Butchers
目を覚ますことがとてもツラいんですよ。


ちなみに余談ですが、この前日のこと、すごく早く仕事をあがれたので、赤坂で七尾旅人とチャットモンチーを見に行き、その興奮で寝坊したかも説、もある。チャットモンチーの、どうにもこうにも二人でもやってくぞという決意が見える演奏は、胸を熱くさせるものがあったし、七尾旅人は、サーカスナイトという曲がとにかく素晴らしくて、この一曲を聴くためにも、今度出るアルバムを買う価値があると思えた。良いライヴであった。興奮していたのかな。

サーカスナイト-七尾旅人

この日は、弾き語りの途中からトラックがついたバージョンになだれ込んで、またそれが素晴らしかった。


さあ今日は早めに寝よう。

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