台湾、本当に楽しかった。
ライブは、なにより地元での透明雑誌の支持されっぷりには圧倒された。メンバーに聞いたら「友だちが多かったんだよ」なんて言ってたけど(確かにライブ中のガヤの飛びっぷりは、友だちの多さもあったかもしれない)、それにしたってすごい盛り上がりだった。まさにローカルヒーローって感じで、熱気を間近で感じられて良かった。
僕らはさすがにそんなモッシュ起こる盛り上がりとはいかなかったけれど、一緒に行ったSaToAともども、良い具合に受け入れてもらえた、と思う。透明雑誌のプレゼンツだったからか、そんなに知られてないだろう僕らに対しても、お客さんのリアクションがとても良くて、安心したしテンションも上がった。
当日のMCでも話したけれど、台湾でのライブは透明雑誌と出会ってからの悲願だったので、「ついに実現できた!」という感慨がとてもあって、いつにも増してエモーショナルな気分で演奏してしまった。なんとなくSaToAにもそれを感じて、出番前にひとりテンション上がった。
当日のライブは以下にだだだっと。
ジャパコア好きな青年がメインで映像を撮ってくれたのだけど、当日のライブ以外にも諸々、
このページで動画がたくさん見れるのでぜひどうぞ! 見る限り、我々の日だけポップな感じです。
あと、このイベントの
facebookページに、透明雑誌の友達が撮った写真をあげてくれてあります。僕が白目むいてる写真に、いいね!が多めにつけられてて、白目は国境を越えることを実感。
企画してくれたRhyming Slangことすーさんには感謝しかないです。今回ケツを押してもらわなかったら、台湾ツアーはいつになっても行けてなかったかもしれない。クラウドファンディングご協力いただいた皆様も重ねてありがとうございます!
日本からわざわざ見に来てくれた皆様もありがとう! けっこう見に来てくれて感激。(V/ACATION、DIEGOのまっちゃん、OFFICE VOIDSゆうまくんとはけっこう滞在中も遊んだりして。偶然旅行中のMILK松原くんも来てくれました)
あと、元々企画の筋道を作ってくれたMidnight PingpongのYuくん! そう、Midnight Pingpongも、Pavementなんかを感じさせるオルタナティブなバンドで、とてもかっこよかった。来年日本に来るらしいので見に行きたい。
Machu Pichuとして企画に携わってくれた、Wating Roomのアブルーと透明雑誌のビンスもありがとう!
アブルーはfacebookとかで事前に我々のこと紹介してくれたりして。いつも適当なことばっかり言ってるやつですが、最終日の夜は、けっこう真面目な話も初めてできて、それも面白かった。日本も台湾も、若者のおかれてる社会的状況はけっこうリンクするんだなあ。
ビンスについては、本当、滞在中ほとんど僕らにつきっきりでアテンドしてくれて、ホスピタリティーの高さに我々一同、感動しました。
今回、台北を存分に楽しめたのは、本当にビンちゃんの細やかなアテンドのおかげ。
ビンスの連れてってくれたお店はみんな間違いなく旨かったし、連れってってくれた街も面白かった。
あと、中華風な靴が欲しいと言っていたSaToAの願いをほぼ100%叶えるようなお店をサッと紹介できるソツない感じを見て、「こりゃモテる」と密かに思ったのだった。
ただ、習慣なのか歓迎の意味なのか、お店での注文量がとにかく多かった。食べきらないうちにどんどん料理が運ばれてきて、ありがたいんだけど食いきれないっていう、デブの子どもが見る夢みたいな状態になってた。でも大体どれも美味しいというところに台湾クオリティーを感じた。
うっすらとったアンケートによると、みんなのベストフードは、ライブ会場の近くで、リハ前に連れてってくれた小籠包。
さすがといった感じで美味しかった!
私的ベストは、ライブの打ち上げのお店においてのビンスの神的注文!
こんだけ並んでて全部美味しかった(食べきれなかったけど)。牡蠣を揚げて何かと和えた何か、が良かった。
あと番外編的には、台北市内にちょこちょこある、50嵐(我々は勝手にそのまま「ごじゅうあらし」と読んでた)という、タピオカや紅茶をテイクアウトで売ってるお店。ビンちゃんがここの紅茶好きで、僕は試しにウーロン茶ラテ的なもの飲んだら好きになった。
これのカップを街で持ってたら、日本の観光客(OL風2人組)の人に現地の人と間違われて「そのお店、どこにありますか?」的なことをカタコトの英語と日本語で聞かれるという、タイミングが良ければ恋が生まれそうな事件もありました(当然なにも生まれなかった)。
ビンちゃんのホスピタリティと、食べログをしのぐ食への知識に感動したと同時に、果たしてこれが逆の立場だったとして、日本でこんなに色々美味しいお店紹介したり街歩き案内して、こんな外さない提案をし続けられるだろうか、と自信がなくなった。マジで見習いたい。
まあ、でも、京王線沿線なら少しは案内できるよ! ビンス!
台湾自体も、日本に似ているようで全然似てない感じが絶妙に面白く、すぐにでもまた遊びに行きたい気持ちになってる。ツアーとしたら今度は何回かライブしたいし、それと別で純粋に旅行としてもいきたい。今回行った人みんなが言ってたけど、まさしく今は台湾ロス。街のいたるところから八角の香りが漂ってたのが既に懐かしい。今度は南の方にも行ってみたいなあ。
ともかくも、本当に皆々様ありがとう。バンドで海外行くのって、純粋にドキドキするし面白いなと思いました。台湾のみんな、また会う日まで。
台湾の他の写真をササッと載せて終わります。
豚の腸のどこか。しょっぱそうと思いきや、酢がきいてた。
角煮的な何か。中に高菜が詰まっていた。これもベスト的飯。
一緒に来てくれた、MJことT.V.not january本島くん、伊藤ちゃんと、3人で日本語通じない店で食べた朝ごはん。やさしい味でうまかった。
まっちゃん、MJ、ゆうまくん、一番左はビンスの別バンド
GLUEのギター、NEUVA(発音がむずい)。
ビンスとYuくんが連れてってくれた、臓物スープのお店。見た目はパンチあるけどやさしい美味しさ。隣のはチマキの中身みたいので美味しかった。
「サロンパスの味がするよ」と言われて飲んだけど、ドクターペッパー好きとしては、割と美味しかった。
アブルーやビンスが経営するレコードショップ、Wating Room前にて。ビンスに懐くSaToAカメラマンよっちゃん。
ライブ後にwith SaToA。暗い。
写真たくさんアップしたけど、ちょっとした旅の浮かれだと思って許してください。
発売したばっかの透明雑誌とのスプリットカセットも、まだまだ各店舗で売ってます!
(詳細こちら!)
11月5日のRhyming Slangイベントでも売りますので、ぜひぜひ!
ではまた。
中塚